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2024-11-15 22:37:43 [エンターテインメント] 来源:HolaSports
寺地拳四朗が2階級制覇へ“秘策”明かす 新スタイルは「横の動きとディフェンス強化」スポーツ報知
フライ級転向初戦の世界戦に向けてスパーリングする寺地拳四朗(右)(カメラ・谷口 隆俊)

◆プロボクシング ▽WBC世界フライ級(50・8キロ以下)王座決定戦12回戦 同級1位・寺地拳四朗―同級2位クリストファー・ロサレス(10月13日、秘策東京・有明アリーナ)

 フライ級に転向した前WBAスーパー&WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)統一王者でWBC世界フライ級1位・寺地拳四朗(BMB)が19日までにスポーツ報知の取材に応じ、寺地新たな“拳四朗スタイル”で世界2階級制覇を決めることを約束した 。拳朗ス強

 10月13日 、が2かすタイルはとディフェン元WBC王者で同級2位クリストファー・ロサレス(ニカラグア)と空位のWBC世界フライ級王座決定戦に臨む拳四朗 。階級ライトフライ級で4団体王座統一を目指していたが、制覇ラハ と 魔法 の 園フライ級に転級してまずは2階級制覇を目指すことになった。へ明

 試合まで1か月を切り 、新ス拳四朗は「仕上がりもいい感じになっているし 、横の化フライ級でも楽しみですね」と気合十分 。動き規定体重が1・9キロ増えたことで「だいぶ楽になっている。秘策食べて落とせるのは大きい」という 。寺地リキ チャンネル身長168センチ、拳朗ス強リーチ180センチのロサレスの体格に合わせるため、が2かすタイルはとディフェンスパーリングでは自然と階級が上の選手とグラブを合わせることが多くなった 。階級「最近はバンタム級の選手が多いですね。でも 、スパーリングをやるぶんには相手が大きいに越したことはない。実際に試合だと小さくなるし 、当たりも弱くなるから」という 。今年1月 、カルロス・カニサレス(ベネズエラ)を2―0の判定で破ってライトフライ級の統一王座を防衛。その2日後に 、痛めた右拳の手術を受けた 。「今は完治して、100%で右拳で打てるようになった」という 。

 2階級制覇に向け 、取り組んでいるのが「横の動き」だ 。指導している三迫ジムの加藤健太チーフトレーナーは「拳四朗は縦の動きがいいので、それを生かすように横の動きを意識している 。きっちり横に動くということではなく 、自在に動くことで攻撃の幅を広げられる」と説明 。拳四朗も「縦だけだと体が浮きやすいし 、見栄えも悪くなる。なるべく横の動きを入れながら的を絞らせない」と話した 。17日には2階級上のバンタム級で4戦4勝の西岡怜英(れお、川崎新田)と6ラウンドのスパーリングを実施 。胸を借りた西岡は「自分の方が身長は高いはずですが、リーチは長く感じるし、左が飛んで来る 。自分のいいパンチが入っても相打ちとか、最後は打たれて終わる 。打っても必ずジャブ、ジャブでペースを持って行かれた。左で崩されました。右ストレート、右オーバーハンドとかも予想がつかない 。タイミングがずらされるので 、攻略するのが難しい」と驚いた。

 同時にディフェンス強化に努めている。「最近はパンチをもらいすぎていた。スパーリングでは 、どれくらい攻めに行ったら、どれくらい被弾するかなどのすり合わせをしている」と加藤トレーナー。十分な対策をして自信を持って臨んだカニサレス戦では2回にダウンを先制したものの、3回にダウンを奪い返されるなど4回の中間採点ではリードを許す場面も 。その後も攻め込まれる場面があった。「(パンチを)被弾する場面があるのは 、手数を増やしすぎるから 。そこは計算しながらやらないといけない」と拳四朗は加藤トレーナーと相談して戦い方をさらにバージョンアップ 。これまでは手数を増やして、ひたすら打っていたが 、今は「相手の動きを見つつ、というのができるようになった 。また違うスタイルになった」と言うのだ 。

 「距離感をしっかり持って  、ダメージを与える時は与え 、相手が攻めてきたら、しっかりディフェンスする 。これまでは 、相手が攻めてきたら僕も攻めるという感じやったんですけど 、攻めてこられたらディフェンス、ディフェンスで 。相手の動きが止まったら攻めていく 。体が浮かないようにしっかりディフェンスしているし 、相手の動きも観察できるようになってきた。ウィービングとかダッキングとか引き出しを増やした 。被弾も減った気がする。もちろん 、自分の頭の中では戦い方が理解できている。これまではこの戦法で合っているのかという分からないことがあったけど 、今は『これでいいんだ』という“正解”が分かって 、判断できるようになってきた」 。縦横無尽に動き、臨機応変に闘う新たな“神拳”の極意をつかんだ拳四朗は「新しいスタイルを見て 、成長したなと思ってもらえれば 。倒して勝つのはベストだけど。そこに縛られないように自然体で勝つのがいい」と話した。

 国内プロボクシング史上最大級となる7大世界戦を含む10月13、14日の2日間興行ではWBA王者のユーリ阿久井政悟選手(倉敷守安)、WBO王者アンソニー・オラスクアガ(米国/帝拳)も防衛戦を行う。「注目されるのはうれしいけど 、僕がやることは変わらない 。勝つことによって、興行が盛り上がれば」と拳四朗。加藤トレーナーは「しっかり勝つこと。みんなが期待する試合になるように」と期待を込めた 。

 戦績は32歳の寺地が223勝(14KO)1敗、29歳のロサレスが37勝(22KO)6敗。

 試合はPrime Videoでライブ配信される。

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(责任编辑:探検する)

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